#19 【患者様・セラピスト向け】セレッソ大阪 清武選手も苦しんだ?! リスフラン関節損傷について
Oct 15, 2022新盛です。
セレッソ大阪の清武選手も苦しんだ「リスフラン関節損傷」について書きます。
清武選手は、サッカーの試合中に足首を強く捻り、全治6週の診断でした。8週後の試合で15分復帰したものの違和感は消えなかったそうです。結局スタメンになったのは、11週かかっています。
以下の記事を参照 日刊スポーツ
【C大阪】清武弘嗣が最終盤に間に合った、8日先発復帰へ 小菊監督「私自身も大きな期待」
この怪我は病院でも見逃されやすい怪我と言われています。初期の治療が適切でないと不安定性が残り、痛みが残る場合もあります。不安定性が強い場合や、脱臼や骨折を合併している場合など手術が必要になる場合があるので、初期に見逃さないことが重要です。
初期評価には超音波エコーの評価が重要になります。
当院では、エコーも含めてしっかりと初期評価し、専門のドクターと連携しながら治療にあたります。
■ケガする状況
・足首を捻る
・つま先で地面を蹴った(サッカー、格闘技など)
■症状
・足の甲が痛い
・親指側に体重かけると痛い
■解剖
・第1中足骨(M1)と第2中足骨(M2)の間には靱帯がない
・内側楔状骨(C1)と第2中足骨(M2)に”背側靱帯””リスフラン靱帯””底足靱帯”の
3つの靱帯が安定性に重要
■エコー評価
内側楔状骨(C1)と第2中足骨(M2)を短軸抽出(幅1cm)
①背側靱帯の”たわみ””腫脹”
②関節離開の有無
③高エコー帯
④エコー動態
前足部回内回外ストレステスト
動画を参照ください
■参考論文
すごくまとまっていてわかりやすいです!
リスフラン関節損傷に対する超音波診療
岡田洋和先生
https://webview.isho.jp/journal/detail/pdf/10.11477/mf.1408202112
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A.
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